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磁性体の種類(強磁性体・反強磁性体・常磁性体など)

磁性体の種類(強磁性体・反強磁性体・常磁性体など)

「紙や木はもちろんですが、金属でもアルミや銅は磁石につきません。それとは反対に鉄は磁石にくっつきます。このように磁石にくっつく性質のものを磁性体といいます。」という説明は間違いです。

実はあらゆる物質が磁性体であり、それらは強磁性体、反磁性体、常磁性体の3つに分類されます。
ではまずなじみ深い磁性体である「強磁性体」から説明してゆきましょう。

 

1. 強磁性体HP3810222_Pic1
普通の生活の場面で磁性体というとこの「強磁性体」をさします。
「佐賀のがばいばあちゃん」が大きな磁石を引きずって歩いて鉄くずを集めた場面を思い起こします。また家庭でも使われるマグネットシートやパソコンのハードディスクにも使われています。

それらは磁場により強く磁化され、すなわちそれ自体がその時点で磁石となり、磁場を除いても磁化が残る物質であり、鉄、コバルト、ニッケルまたそれらの合金、そしてフェライトなどがこの強磁性体に分類されます。

強磁性体の中でも比較的簡単に磁極が消えたり反転してしまう磁性体は軟磁性体と呼ばれ、そうでない磁性体は硬磁性体と呼ばれます。

 

2. 反磁性体HP3810222_Pic2
わたしたちが「磁性体」と思っていないほとんどのものがここに含まれます。それらは強い磁場の中に置かれると磁場とは逆向きに磁化され、磁石に反発する力が生じます。

円筒の中に水を入れて非常に強い磁場をかけると、中に入れてある水が分かれたり、カエルやバッタが円筒に入れられている場合はそれらが空中に浮いたりする実験が有名で、皆さんもご存じかもしれません。

この「反発力」は、二つの磁石の同極同士を近づけたときに観察される「斥力」と似ているように思いますが、しかし反磁性を持つ物質に現れる反発力は、かける磁場の極性(方向)によらず、どちらの極にも反発するという点で磁石の「斥力」とは異なります。

 

3. 常磁性体HP3810222_Pic3
それは「常磁性」を持つ物質と定義できます。
では「常磁性」とは何か?
外部磁場が無い時は磁性を持たない性質です。

強磁性体でもある温度以上になると「常磁性」を示すようになります。
この温度をキュリー点あるいはキュリー温度といいます。
金属以外では酸素や一酸化炭素、ガラスなども常磁性体です。

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