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磁性体の特性パラメータ(保磁力、飽和磁界、異方性など)

磁性体の特性パラメータ(保磁力、飽和磁界、異方性など)

磁性体は磁界の中に置かれると、それ自身が磁石になります。これを「磁化」と呼びます。磁界を強くしていくとある一定値で飽和します。この値を「飽和磁化」と呼びます。その飽和している時点から、逆に磁界を弱くしていくと、磁界がゼロになっても、磁化はゼロになりません。この状態を「残留磁化」と言います。

次に、逆方向の磁界をかけていくと、ある値のところで磁化がゼロになります。この時の磁界の大きさを「保磁力」と呼びます。このように磁性体の磁化は、磁界を強くするときと、弱くするときとでは別のルートをたどり、特徴的なループを描く曲線になります。

この、磁場を逆方向も含め交互にかけた時の磁化曲線を「磁化過程、または、磁気ヒステリシス曲線」と呼びます。縦軸は磁化の程度(M)、横軸は磁場の強さ(H)で表わします。

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1 飽和磁化 Ms
磁性体を外部磁界の中で着磁すると、ある大きさ以上の磁場をかけても磁性体の磁化が変化しなくなります。
このときの外部磁界の強さを飽和磁界といい、その磁化の大きさを「飽和磁化」といいます。

2 残留磁化 Mr
飽和磁界から、磁界の強さを徐々に弱くしていくと、外部磁場をゼロにしたとき、磁性体に残っている磁化を残留磁化といいます。

3 保磁力 Hc
残留磁化がある状態で磁性体に逆向きの外部磁場をかけ、磁性体の磁化がゼロになったときにかけていた外部磁場の強さを保持力といいます。

4 異方性(磁気異方性)
外部磁場に対する磁性体の方向により、磁化が起こりやすい方向と磁化が起こりにくい方向が存在します。

これを磁気異方性といいます。変化が起こりやすい方向を磁化容易方向、起こりにくい方向を磁化困難方向と呼びます。

 

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