軸ゼーマン型He-Neレーザは、ゼーマン効果※によって2つに分離したスペクトルの強度比を一定に保つよう制御する事で発振周波数を安定化させる、実用型安定化He-Neレーザです。
2つのスペクトルの偏光は直交しており、光学素子で分離しての利用が容易です。スペクトル間の周波数差も安定している為、光ヘテロダイン用光源として測長への応用にも好適です。
長寿命化を図る為、新規に開発したレーザチューブを採用しました。(現在評価中)
※ゼーマン効果・・レーザの光束軸方向に磁場を印加する事で、スペクトルが複数の周波数に分離する現象。
用途例
波長校正
長さ測定
膨張率測定
半導体製造装置ステージ制御
レンズ、ガラス等の検査
干渉、回折実験
ステージの位置決め・・・etc
製品仕様
波長 | 632.991nm(真空中にて) | 周波数の安定度 | ≦4×10⁻⁹ |
偏光 | 直交2周波 |
リファレンス周波数(ビート周波数) | ≧1MHz |
出力 | ≧200μW(レーザクラス2) |
お客様からの声
He-Neレーザはシンプル・低コストながら半導体レーザなどにはない優れたビーム品質、可干渉性があり、やはりHe-Neレーザが必要。
学生の実験用にもちょうど良い。
国内製He-Neレーザが思っていたより安く購入できた。
保守についても国内メーカーなので相談しやすい。・・・etc
こんな方におオススメです!
長さの精密測定用光源をお探しの方
光ヘテロダイン干渉計用光源をお探しの方
寿命や保守などで海外製レーザに不安のある方・・・etc
是非、ネオアークの軸ゼーマン型He-Neレーザをご検討下さい。